*高校1年 春…4*

3/8
前へ
/276ページ
次へ
「もっと昔から、裕翔のこと好きだったんだ。知念と出会う前から」 「えっ……?」 「今まで、裕翔よりかわいい奴やいい奴もいたけど、結局好きなのは、裕翔なんだ」 「山ちゃん……」 「裕翔がいなくなって困るのは俺だから。裕翔じゃない。俺が裕翔を必要としてるんだ……」 「山ちゃん……」 ふたりに沈黙が続いた。 そして、知念が沈黙を破った。 ___
/276ページ

最初のコメントを投稿しよう!

871人が本棚に入れています
本棚に追加