*高校1年 春…4*

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学校も終わり、 裕翔を保健室に迎えに行った。 部屋には先生はおらず 風が静かに流れていた。 ベッドのまわりの カーテンを静かに開け なかをのぞくと、 裕翔がすやすやと 寝ていた。 「……気持ちよさそうにして」 クスッと笑い 透き通るような白い頬を そっと撫でた。 「……本当にいなくなっちゃうのかな……」 思っていたことを 言葉にすると、現実味が増す。 ___
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