*高校1年 春…4*

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「そーだね」 「嬉しい?」 裕翔はニヤついた 顔で聞いてきた。 俺はなんだか悔しくて、 「普通」 と、まぁ変な 返事をしてしまった。 夕日は少しずつ落ちてきて 影がきれいにのびていた。 ふたりは自然と手を つなぎ歩いた。 俺は裕翔と そんな当たり前のことを あとどれだけの時間 過ごすことができるのだろう… そう考えると また涙が出そうになった。 そんな自分が 情けなかった… ___
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