*高校3年 夏…1*
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「裕翔くん」 後ろから声をかけられた。 振り向くと 知念がたっていた。 「なんでここに……」 病気のことは言って いないのに……。 「山ちゃんに聞いた。大丈夫?」 「うん。すぐ治るよ」 久しぶりだったから 沈黙が続く。 「あの……さ、この前はごめん……あんなひどい言い方して」 「ううん。いいよ。僕なら平気」 ___
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