*高校3年 秋…1*

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「ねぇ、涼ちゃん、千羽鶴折ろうよ。なんだか願掛けみたいでいいと思わない?」 裕翔は最近前向きだった。 「うん。そうしよう」 それから毎日俺たちは 鶴を折り続けた。 ひたすら願いを 込めながら折った。 裕翔も真剣に折っていた。 ___
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