*高校3年 秋…3*

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俺は反応のない 裕翔の手を握った。 手はほんのり あたたかかった。 俺は寝ている裕翔の横で また鶴を折り始めた。 「まったくさ、俺にばっかり鶴折らせてどういうつもりだよ」 『ごめんね、涼ちゃん』 「裕翔のために折ってんだからな」 『うん。ありがとう、涼ちゃん』 全部、聞こえるのは 昔の裕翔の声。 ___
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