*高校3年 秋…4*

2/8
前へ
/276ページ
次へ
学校にいた俺に 裕翔のおばさんからの 着信があったのは、 そろそろ秋が終わる 11月だった。 電話の内容は、 裕翔の意識が戻った という報告だった。 俺は学校をすぐに早退し 病院に向かった。 病院にはすでに おじさんも来ていて 涙目になっていた。 俺は慌てて 白衣に着替え中に入った。 急いで裕翔の顔を 覗き込むと、 裕翔の目はうっすら 開いていた。 ___
/276ページ

最初のコメントを投稿しよう!

871人が本棚に入れています
本棚に追加