871人が本棚に入れています
本棚に追加
学校にいた俺に
裕翔のおばさんからの
着信があったのは、
そろそろ秋が終わる
11月だった。
電話の内容は、
裕翔の意識が戻った
という報告だった。
俺は学校をすぐに早退し
病院に向かった。
病院にはすでに
おじさんも来ていて
涙目になっていた。
俺は慌てて
白衣に着替え中に入った。
急いで裕翔の顔を
覗き込むと、
裕翔の目はうっすら
開いていた。
___
最初のコメントを投稿しよう!