*高校3年 秋…4*
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「裕翔?わかる?涼介だよ」 必死に問いかける。 裕翔は少し笑って うなずいた。 「やっと起きたんだな。俺ずーっと待ってたんだぞ」 裕翔は笑っていた。 俺はすかさず 作り続けている 鶴を見せた。 「ほら、裕翔がさぼってる間にこんなに作ったんだからね。裕翔も手伝えよー」 裕翔は、 『そうだね』 と言った気がした。 ___
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