*高校3年 秋…4*

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それから俺は 毎日裕翔のもとに通った。 裕翔は話はできないが、 嬉しそうだった。 裕翔はごはんなんか 食べることができなかった。 だからチューブに つながれて、 液体で栄養をとっていた。 今はもう 好きな食べ物を食べる ことなんてできない。 俺は毎日裕翔に 話しかけながら鶴を折った。 ___
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