*高校3年 秋…4*

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ある日、裕翔の おばさんと俺は 一緒に昼ご飯を食べた。 「涼ちゃんとふたりでご飯なんて、小学校以来ねぇ」 「そうかな?でも久しぶりだね」 「涼ちゃん、カッコ良くなったから、女の子に大人気らしいわねー。裕翔に良く聞かされてたのよ」 「んなことないよ。普通だって」 それからおばさんは 急に真顔になり、 「……涼ちゃん、裕翔が病気だからって嫌になったら、無理しなくっていいのよ。おばさん、それで涼ちゃんを嫌いになったりしないから」 とおばさんは笑顔で言った。 俺は箸を置き、 真顔で返した。 ___
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