*高校3年 冬…1*

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俺はさっそく水族館に 行くことにした。 立ち上がると、 裕翔は俺のシャツをつかんだ。 「なんだよー裕……」 裕翔は泣いていた。 「どーした?どっか痛いか?!」 俺が聞くと首を横に 振るだけだった。 俺はそばにいたけど、 裕翔は早く行ってと 言わんばかりに手を降る。 俺はしぶしぶ出かけた。 ボロボロ泣く 裕翔に背を向けて。 ___
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