*高校3年 冬…1*

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俺は本をつかみ、 中を見た。 中身は俺と裕翔の写真だった。 幼いころから最近までの。 俺は泣いた。 座り込み、 頭を抱え、 口を押さえ、 声を出して泣いた。 こんなに裕翔の想いは 俺に伝わってるのに、 裕翔はなぜそれを わかってくれないの? 俺の気持ち、 伝わってないのかな? 俺も裕翔が 好きで好きで仕方ないんだよ? ___
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