最後の日

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「りょーちゃーん!!」 「涼ちゃん!!起きなよー」 俺は目を開けた。 目を開けると俺の部屋だ。 「……ここは?」 「ほらー、水族館連れてってくれるんでしょぉ?」 裕翔は頬を膨らませている。 「裕翔……体は大丈夫なの?」 俺は体を起こして聞いた。 「うんっ!涼ちゃんが千羽鶴作ってくれたから治ったんだよーっ!」 裕翔は軽く両手を あげて笑った。 ___
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