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ガチャ……。
「裕翔!!」
「涼ちゃん……どーして……」
裕翔は、とても驚いたようで、目を見開いている。
「最近、なんで避けるの」
「避けてなんか……」
「十分避けてるよ。なんかした?したなら誤るよ」
僕は必死に問い掛けた。
「涼ちゃ……違うよ……」
「何が……?」
「……」
「裕翔?」
裕翔の様子がおかしい。
その時、急に裕翔がフラつきだした。
バタッッ!!
裕翔は倒れた。
地面にぶつかる前に支えることができたから良かった。
裕翔の白い額をさわると熱かった。
「裕翔!!」
裕翔は俺の呼び掛けには答えなかった。
「裕翔?」
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