最後の日

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「ねぇ……涼ちゃん……」 俺は返事をする代わりに 手を握った。 「僕がいなくなって……淋しい?」 俺は振り返り、 裕翔を抱き締めた。 今まで以上に 強く、きつく。 それでも裕翔は 消えてしまいそうで、 俺は思いきり抱き締めた。 ___
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