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学校につくと、早速高木くんが駆け寄ってきた。
「裕翔!昨日、どうだった!?」
心なしか、高木くん楽しそう……。
「僕、もうフラれちゃうかもしれない……」
僕はその言葉を
口にすると同時に、
また涙を流してしまった。
高木くんに昨日あったことを話すと…
「それはもう、確信犯だね!」
高木くんは、親指を立てて叫んだ。
「山田も、なかなか悪だね。こうなったら裕翔!仕返しに、裕翔も浮気しちゃいなよ!」
「えっ!?」
僕は目が点になった。
「だって山田も浮気してるんだもん!裕翔もしちゃっていーよ!」
高木くんは、うんうんと頷きながら言った。
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