*中学3年 冬…5*
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今日はいよいよ卒業式。 裕翔とこの中学に通える 最後の日。 朝、裕翔と合流すると 裕翔はもうすでに泣いたのか 目が赤く腫れていた。 裕翔もそんなに悲しいのかぁ……と感じていた。 今日歩く学校までの道のりは すごく静かだった。 一歩一歩に中学の思い出を 噛み締めながら歩いた。 横を歩く裕翔は、 なんだか小さく見えた。 ____
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