*中学3年 冬…5*
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俺は何だか恥ずかしくて 少しうつむいた。 「はい、チーズ!」 裕翔は嬉しそうにつぶやいた。 俺はフラッシュに合わせて 少し笑う。 「やったぁ。卒業記念♪」 裕翔は笑いながら ピアノに向かって座った。 すると、思い出したように 「あっ!そうだ!涼ちゃん聞いててね。中学最後のリサイタルだよ」 と、裕翔は笑った。 俺はだまって頷いた。 _____
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