*中学3年 春休み1*
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手を繋いで、くだらない話を しながら街まで歩いた。 途中、並木道に入ると 桜が咲き始めていた。 裕翔は少しだけ微笑んで 「綺麗だね」とつぶやいた。 「そういえば、もうすぐ高校生だね!!」 裕翔は思い出したように言って俺を見た。 「だねぁ。楽しみだよね?」 ニコッと笑い、 裕翔を見ると裕翔は眉を歪めて何か考えていた。 「裕翔?」 裕翔に呼び掛けると、 ___
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