*中学3年 春休み1*

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だんだんと日が暮れだしたのでまた手を繋ぎ、ふたりで歩いた。 帰り道、俺たちは幼なじみ じゃなくても、出会う運命 だったのかな…… なんて考えたりした。 そうだったらいいのにな……。 それぞれの家に帰り 俺は部屋に入って ベットに寝転んだ。 隣の家からは、 美味しそうなシチューの 匂いがしてくる。 俺は裕翔が料理を手伝って いる姿を想像しながら まぶたを閉じた。 そんな姿を 一度もみることができない なんてことを、 全く考えずに――― ___
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