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「で、今日はなんですか?」
俺の相談相手。
ジュンスと同じ部屋のチャンミンは、ジュンスをよく観察している。…らしい。
「ジュンスってジェジュンヒョンが好きみたい…」
「はっ?」
最初は驚いていた顔が呆れ顔にかわる。
「あり得ないでしょ?
ジェジュンヒョンにはユノヒョンがいるんですよ?」
「でも、
だけど僕はジェジュンヒョンが、
って言ってたんだよ!」
「聞き間違いでは?」
「…かな……でも不安だよ
俺らは結ばれてないんだ
いつジェジュンヒョンとくっつくか…」
「僕は大丈夫と思いますけどね…」
「そう、かな……
また自分で考えてみる…
お前も頑張れよ」
チャンミンは少し苦笑いしながら答える。
「無理ですよ…
あの人にはジェジュンヒョンがいます…」
「でも…」
「早く考える方が先ですよ!
早く自分の部屋に戻ってください!」
「…分かった」
チャンミンはユノヒョンのことが好きだ。
でもユノヒョンはジェジュンヒョンといい感じ。
付き合っているかどうかは俺らはよく分からないが
入る隙もないくらい、ユノヒョンとジェジュンヒョンは仲がいい。
チャンミンは叶わないかもしれない恋をしている。
ジュンスとジェジュンが付き合えばユノヒョンが1人になるのに
その事を否定した。
ヒョンである俺の為だろう
本当に優しいマンネ…
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