壁の向こうには

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ジュンスが俺の部屋に、ジェジュンヒョンが作った二人分の食事を持ってきた。 早く食べないと冷めちゃうよっ!、とニコニコしながら言ってくる。 俺はその笑顔に癒されて 無かった食欲が少しずつわいてきた。 「ユチョン、あ~んしてあげよっか!?」 「マジで!? いいの!!?」 「ユチョンだけ特別だよ~♪」 俺だけ…特別…その二言だけで嬉しくて泣きたくなる。 「はい、あ~ん…♪」 俺は目を瞑り、 あ~ん、と口を大きく開けてジュンスを待った。 口に入った柔らかいもの。 飯の味なんかしてない… なんだろ、と口に含んだまま目を開けた。 俺の目の前にはニコニコ笑っているジュンスではなく、 俺に唇を合わせている小悪魔みたいな顔のジュンスが…。 ジュンスは舌を入れてきて、深いキスをしようとしている。 俺にキスで勝とうっていうの? 俺はジュンスから主導権を奪い、かぶりつくようなキスをする。 「ふぁ…くちゅ、んっ…//」 ちょっと苦しそうだから唇を離した。 .
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