じゅねんぺと(´･ω･｀)

｢やぁっ☆｣

何が可笑しいのか分からないけど、どーせあれだろ？
うほｗｗいい男ｗｗ
とか思ってんだろ。目が語ってる、気がする。是非俺の思い込みであって欲しい。

(´･ω･｀){なんだと思う？じゅねんぺ君

コイツ…さっきからムカつく。何だよ、俺ばっかり焦ってるくせに相手は余裕かまして、…ん？あれ…？

｢お前…どうして、俺の名前を……｣

何故だ？コイツは今日初めて会ったんだぞ、やっぱり…コイツ、マジでストーカー、か？

(´･ω･｀){馬鹿かい、じゅねんぺ君。僕は君と同じ学校だよ？名前を知る術なんて、いくらでもあるじゃないか

馬鹿扱いされたのがしゃくに障ったが、ここは我慢だ。俺は学校でこんなイケメンを見た事ないし、クラスにもいない。同じ学年は5クラスまであるが、だいたいの奴の顔は覚えているとまではいかないが、見たことがあるはずだ。だとすれば他学年の可能性大だろう。
俺が高1だから…コイツは嫌でも先輩に当たる訳だ。

｢…あっそう。アンタがどんな手を使って俺の事を調べたのか知ったこっちゃないけど…、はっきり言って迷惑だ。失せな｣

やべ、今の俺かっこいい…！立ち向かう敵に冷たく言い放つ俺。我ながら痺れるぜ。