Maybe~運命の糸

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「わっ!すんません!」 「いえ、大丈夫です。すみませんこちらこそ」 ――俺らが出会ったのは二年前。 俺は通っている高校に行こうと道を走っていた。 言うまでもなく、遅刻してしまいそうだったからである。 そして急ぎのあまり、曲がり角である女性にぶつかってしまった。 ……それが愛美(まなみ)。 まさかこんな漫画チックな展開で出会うなんて、高3で青春期だった俺もさすがに思ってなかった。
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