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それからというもの、俺は毎日愛美を見かけた。
今まで気にしてなかった……というか知らなかったからってだけで、案外近くに愛美は居たんだ。
いつも俺の行く先々に居て、いつも楽しそうに笑ってる。
俺を見つけると、俺の名前を呼びながら笑顔で手を振ってくれる。
――俺にはそれが、なんて言うか……堪らなく嬉しかった。
俺もつい笑顔で手を振り返しちまう。
ちなみにこの“笑顔”は“ニヤニヤ”に等しい。
俺って変態なのか……？
そして愛美と知り合って何日か経ったある日、俺に転機が訪れた。
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