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「──ぁ────ッ─」
佳夜の喘ぎは声になってはいなかった。
浴室という狭い空間にはぴちゃぴちゃと漏れ続ける淫蜜の音だけが響く。
私は近くにあった細長い洗顔クリームの容器を掴み佳夜の卑猥に濡れそぼっている淫巣に挿し入れた。
「ッぁがぅっ」
入れた瞬間に佳夜は獣様な声を上げた。
それを気にせずに洗顔クリームの容器を佳夜の中に押し込んだ。
「───っめて、いた…の、おね…い、抜いてぇ」
佳夜が泣きながら懇願してくる。股間からは水でも蜜でもない赤い液体が流れている。
「佳夜ったら、処女だったのね?かわいい」
ドクドクと流れ出ている破瓜による血。
少し可哀想ね。
私は佳夜から容器を抜き、脱衣場に戻った。
葉子が浴室から出ていった。
あんな痛い思いは二度としたくない。
気持ち良くないと言ったら嘘になるが、痛いのはいや。
葉子が戻って来ない内に逃げようとドアに手をかけた。
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