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地下室に残された佳夜は凄まじい尿意に耐えていた。
葉子が出ていってから三十分はたっただろうか。
佳夜は持ち前の精神力で何とか決壊を避けていた。
(──っく、私にこんなことさせてただじゃ済まさないからね)
そろそろ本当に限界を迎えて来ていた。
股間からはチョロチョロと少量だが尿が漏れ始め、下着のクロッチ部分を濡らしていた。
佳夜は必死に漏れるのを止めようとして、やっとの思いで止まった。
ジーンズには染みていないようだが、下着には十円サイズの染みが出来ていた。
その様子を葉子はマジックミラーの中で見ていた。
いつ、あの強気で高慢で美しい私の最愛の人が、私の目の前で粗相をしてしまうのだろうと、胸を高鳴らせながら、葉子は下着越しに自分の性器を慰めていた。
一瞬、佳夜の表情が曇ったように見えた。
心なしか、脚をもじもじとさせているように見える。ビクッと佳夜が身体を震わせたかと思うと、ジーンズの股間の部分が黒く変色してきていた。来たか、と思い股間を慰めている手の動きを速めた。
しかし、一向に水は溢れてこなかった。
佳夜は寸でのところで堪えていた。
少し残念と思いつつも葉子は自らを慰め続けて、絶頂に達して汚してしまった下着を穿いたまま、再び自らを慰めはじめた。
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