完全で瀟洒で総受けで

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「ああもう、まどろっこしい。 さっさと勝負を決めるわよ。 月符『サイレントセレナ』」 パチュリーが漁夫の利を狙う。 霊夢とバb…紫は避けれず防げずモロに食らった。 「これで勝利に一歩前進ね。 そして咲夜とのネチョい夜も 手が届く範囲になった」 真顔で何か口走ったパチュリーは そのまま首を二百七十度回転させ 同居人達を睨んだ。 「一掃よ! 日符『ロイヤルフレア』!」 吸血鬼には天敵の太陽。 小さいながらそれを生み出す技はまさに驚異。 「このっ!」 レミリアはそれを防ぐ。 図書館の床を剥がして盾にして。 「何て事するのレミィ!? そんな子に育てた覚えはないわよ!?」 「育てられた覚えないわ!!」 「お、お姉さまの親が、 パチュリーだったの………?」 「何でそれを信じる!?」 「咲夜さんは私が育てました!」 「黙れ!」 カオス空間の中で ぎゃんぎゃん言い争う。 「ふんだ、いいもん! 勝たなくてもさくやを私のものにする方法、今思い付いたから! 禁忌『フォーオブアカインド』」 フランが四人に増え、 三人が邪魔をして一人が咲夜のいる牢屋の前へ行く。 「さくや、今出したげるからね♪ きゅっとして………」 「え」 「どかーん♪」 結界が小悪魔もろとも粉々に破壊された。 このあと小悪魔はスタッフが 美味しくいただいたとか、 そうでないとか。 「ひっ………フラン様? 目の色が危ないですよ!?」 「逃げちゃダメよ、ほら」 また先程と同じ動作。 今度破壊されたのは、 咲夜……… の、服だった。
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