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「一体何の話だろうな?」
わざわざ会議室に呼び寄せられるというのだからそれなりに重要な話のはず。
みんなもそれは察知してるのか、どこか緊張した空気が流れていた。
そして集合時間
ガチャ…
ドアが開き入ってきたのは社長
そして俺達のマネージャーがそれに続いた。
俺達が集まっているのを確認し席に着いた社長
一人一人の顔を見渡しながらゆっくり口を開いた。
「みんな揃ってるな。今日集まってもらったのはグループの今後にとって重要な話があったからだ。」
「ユノ。このグループに足りないものは何だと思う?」
いきなり社長から問われた言葉
「え?足りないもの…?」
少し考えてみるがなかなか思い着かない。
俺達のグループは今や、かなりの人気で
コンサートをすればすぐチケットが完売するくらいだ。
「分からないようだな」
「…はぁ」
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