プロローグ

2/6
前へ
/118ページ
次へ
あっつー… 今は夏、暑い暑い暑い暑い暑い暑いったらありゃしない。 しかも私の部屋のクーラー壊れてるから効かないし… 「やっだ~、あ゛~づ~い゛~」 扇風機を稼働してるが只今室温三十六度。死ぬわね… 「葉音~、時間でしょ~?」 母が下から叫んでいる…よくそんな体力があるもんだ… 「分かってるから~後少しでね~」 ちなみに今日は八月二十六日、登校日である。 よって学校に行かなければならない…この猛暑で?殺す気か? 本当は行きたくない、でも今日提出の提出物は出しとかないと成績に響くからなぁー 「行きますか…」 私はもう必要な物を入れてる鞄を片手に、学校へと行くことにした。 「やっほー、久しぶり~」 「あ、葉音。久し…ってあんた半分溶けてるって…」 こいつは原田しのぶ、友達なのだがこいつは何故かでかい会社の社長の娘だ。いわゆる社長令嬢というやつか…ゆえに妬ましい。 ま、しかし良き友達であることにかわりはない、たまにおさげだけど高い物くれるし。 つい二週間前だって、ヴィトンのバックを貰った。 値段?聞かない方がいいわよ? しかも、くれた理由が飽きたから。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加