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幻想郷のとある森の中
一人の少年はただ立っていた
「とりあえず来たのはいいんだけどなぁ…」
辺りを見渡す
やはり誰もいない
紫さんに道教えてもらおうかな
「紫さーん!!どこですか!?」
返事がない
近くに誰もいない
「とりあえず歩いてみよう」
どっちに歩けばいいかわからないけどね
しばらく歩いて行くと
目の前に建物が見えてきた
「あそこに人いるかな」
とりあえずデカイ館だった
「うわぁ~なんか大金持ちが住んでそうな豪邸だな…
えっーと門は…」
門をさがす
それにしても広い
門が見付からない…
と思ったらあったw
人が立ってる
また変な格好してるよ。まるで中国だな
とりあえず場所を聞こう
「あの~すみません…」
話しかける
「なんでしょうか?館の中には入れませんよ」
「いや、ここが何処だか教えて欲しいんですが…」
「あぁ、ここは紅魔館ですよ」
「紅魔館?」
なんだそれ?
「用はそれだけですか?」
「あっ、はい。ありがとうございした」
礼を言って立ち去ろうとする時に
「私は紅 美鈴(ほん めいりん)。あなた名前は?」
聞かれたなら答えるのが常識
「俺は神槍 憑麼(かみやり つくも)です」
「憑麼…呼びづらい名前ね」
「仕方ないですよ」
俺は好きでこんな名前になったわけじゃないしね
「じゃあそろそろ行きます」
歩きだしたその時
「そこの君ちょっと待って!」
今度はなんだよ…
振り向く
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