「現状」

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「では君とは、ココでお別れだ。」 隊長の目は本気だった。 「何でですか?」 「君は自分の力の事をよく分かってはいないし、まだ自分の力を、自分の意思で制御・発動させる事も出来ない。それではダメだ。」 僕はその通りだと思った。そして隊長は続けた。 「だが、もし自分の意思で発動させる事が出来たならば……また、私達が君の所に現れる。その時には、全てを話そう。 「はい。」 僕はこう言うしかなかった。
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