「現状」

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それから、隊長と零夜は去って行った。そんでもって、この場所の事だが、ココは病院らしい……そして、零夜達がこの個室に僕だけを移したらしい……たぶん、力について話し会いたかったのだろうと推測をした。 ―病院の廊下― 「まさか隊長があんな事言うなんてな」 零夜はビックリしていたようだ。 「今はこれで良いんだ。あいつは近いうちに自分の力を制御出来るようになるだろう。」 零夜は隊長の答えに疑問を感じながら聞いていた。そして二人はどこかへと帰って行った。 ―病院(カケルの部屋)― (あぁ、結局取り残されちゃった………) そのまま時間が経ち僕は寝てしまった……… 「カケル大丈夫だったのかしら」 (母さんの声がする…) 「お父さんみたいに突然居なくならないでよ…」 僕のホホに涙が流れてきた。 (「ごめん母さん……」) そう言いたかったが言えなかった…母さんが泣いているのを見たくなかったから、見れなかったから……。
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