「現状」

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―サスケと亜弥の病室― 「てかカケル!由香ちゃんは?」 …………… …………… …………… …………… 「連れて行かれた。」 「「えっ!?!!」」 二人は唖然としていた。 「テメー何で由香ちゃんを守ってやれなかったんだよ」 そう言うとサスケは僕を殴ってきた。 「ちょ、辞めなよサスケ!」 由香がサスケを取り押さえてくれた。 「でもカケル……カケルは由香を助けようとしなかったの?」 …………………。 僕はあの晩の事を話した。由香がエスパーだってこと、ゴッドのアルバインと言う男の事、僕は途中から何も覚えていないこと。 二人は唖然としていた。 「そうだったのか……すまねぇカケル……。」 「いいよ別に……僕が由香の事を守れなかった事には変わりないから……」 そうして病室は 重い空気だけが残っていた
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