異変

4/6

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「ところで軍曹さん、これは何かしら?」 霊夢は手元の銃について聞いた。 「はぁ?今更何を言ってるんだ」 不思議そうな顔をしている霊夢を見て、 「はぁ…まだ寝ているのか…仕方ない説明してやる」 軍曹は簡単に説明した。 「…つまりこの筒を人に向けて引き金を引けばいいのね」 「簡単に言えばそうだな」 霊夢と軍曹が話している間、 「なぁ咲夜、早苗見なかったか?」 気になっていた魔理沙が咲夜に聞いた。 「そうえば見ないわね、結局あんたのコインはなんだったの?」 「わからないぜ…まさか紫が…むぐ!」 軍曹が魔理沙の口を押さえる。 「静かにしろ。パトロールの連中がいる。エンジンを切れ」 橋の上に2人ほど歩いていた。 「音を立てるな…」 2人が通りすぎると、 「よし、行け」 号令と同時にボートが動き始めた。 「隠れるぐらいなら倒したほうがましだぜ」 「お前はアホか、何のためにここまで静かにやってると思うんだ」 「こんな奴ら私のマスタースパークで一撃だぜ!」 軍曹と魔理沙が言い争っていると 「「見つけたぞ!!」」 敵の兵に見つかった。 軍曹は慌てて 「しまった!急いで海に入れ!」 「あぁもう魔理沙の馬鹿!」 「軍曹のせいだぜ!」 「あまり水には入りたくないのだけれど…」 全員岸に向かって泳いでいった。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加