崩壊

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霊夢達が進む先には… 「レミ…リア…?」 「レミリアお嬢様…?」 軍曹がレミリアに近づき、 「お前の好きな野球選手は誰だ」 「私に質問するとはいい度胸してるわね貴方」 「よし、連れ出すぞ」 「「「…は?」」」 軍曹とレミリアのやり取りに3人は棒立ち状態だった。 「ほらお前ら何してるんだ。早く行くぞ」 「ちょ、ちょっと待つぜ」 魔理沙が止めに入る。 「こいつは誰なんだ?」 「なんだ、知ってるんじゃないのか」 「どうせ科学者かなんかなのはわかるわよ、でもそいつ…」 「ふふ…ふふふ…」 突然レミリアらしき人が笑い始めた。 「貴女達、まだこの異変に気づいてないのかしら」 「まさか…あんたがやったの…」 「違うわ。私も被害者」 「私達だけ飛ばされたんじゃないのね」 「そう…幻想郷に住むもの全員よ」 「な、なんだってー!」 そう言いながらレミリアは魔理沙にカードを渡した。 「こ、これは…スペルカードじゃないか!」 「そうよ、だけどこの世界では普通のスペルカードでは通用しないわ」 「どういう事だよ」 「まぁ見ていなさい。軍曹さん、12時の方角に敵の拠点があるのは知っているかしら?」 「勿論知っている」 「私が全滅させてもいいかしら」 「構わん。だが派手にやりすぎるなよ」 レミリアは話が終わると敵拠点上空でスペルカードを唱えた。 銃槍「雨」 それは雨のように上空から2丁のXM8を正確に撃ち抜いていた。 「あいつだ!あの悪魔が噂の奴だ!」 「うわぁ!撃て!落とせ早く!」 「ばんざぁい!」 数分後、敵の拠点は何もなくなっていた。 「結局空を飛ぶ奴って噂の正体はあんただったのね」 「なんの事かしら」 「ああ…お嬢様…」 「どうしたのかしら咲夜。私のXM8に惚れたかしら」 「いや…違うぜ…お前こっち来る前に何してた?」 「えっ?ななな何もしてないわよ?」 「もう駄目ですわ」 咲夜が鼻血を出して倒れてしまった。 「お前…パンツ穿いてない事に気づいてないのか?」 「え゛っ」 レミリアはノーパンだったのだ(笑) 「正直に言え…何してた…?」 「…朝おねしょしました……」 レミリアは真っ赤になっていた。 「おい、そろそろ行くぞ」 軍曹は何事もなかったように呼び掛けた。 「うー…」
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