ある女性の波瀾万丈の人生~。

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私は今、友達同士で居酒屋で楽しく飲食しています。飲食といっても私は余り飲めないので、食事会ですが。 それは大卒後、22才の夏でした。出版社に勤めて営業廻りからの慰労を兼ねて、同僚達と夕食をしているところです…。 その頃、私は親元を離れ、1人暮らしをしていました。 会社が契約したアパートで寮生活の様なものです。 その一室に私が居住して、隣や向かい側の部屋には、同期入社の女の子が各1人ずつ生活していました。 又、その階上には男子寮として、やはり一室ずつ各1人で生活していました。 皆が同期入社なので、すぐに打ち解けて仲良くなり、いい意味での、ライバルでもありました。 出版社といっても、本や雑誌ばかりでなく、多種多様な商品を手がけ、販売していました。 私と同期数名は、その中でコピー機の販売営業に回され、お得意様開発や新規契約の業務をして、お給料を得ていました。 朝は普通に出勤出来るのですが、退社時間が遅くなる事はしょっ中ありました。 営業の外回りでの、新規契約は中々取れませんが、私なりに営業成績は上げてきました。 私の本来の目的は、福祉関係の仕事に就きたい、と考えていました。 出版社に就職を決めたのは、福祉関係の仕事に入る前に、色々な社会勉強を経験しておきたい、と思ったからです。 ここで、遅くなりましたが、私の自己紹介や家族等をお話ししたい、と思います。
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