パラン領北部 国境の町ヒラハン

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リュマ「ランドの反応がw」 エルゼ「だ、大丈夫ですか!?」 ランド「ああ、大丈夫だ。 で、さっきの好きって?」 エルゼ「一目惚れです………327年前、助けてもらったときに。」 ランドはかたまった。 そして、 ランド「は……」 エルゼ「は……?」 ランド「春がキタァァァア!!」 叫んだ。 エルゼ「ふぇ!?」 リュマ「ランド、落ち着け!!」 エルゼ「あ、さっきの子。 ランドさんはどうしたんですか?」 リュマ「あー…、実はランドは同僚に変態がいてそいつのせいで女性があまりよってこなかったから……。」 エルゼ「えって……いつも仕事にいるときに一緒にいる人?」 リュマ「そうだな。 てか、なんで知ってる? ストーカー?」 エルゼ「ちちち違います! たまたま見かけたからです! ランドさんを見つけたのはここ最近です!」 リュマ「………まぁいっか。 まぁお幸せに。」 エルゼ「あ、ありがとうごさいます。」 トントン リュマ「ん?」 リュマは肩を叩かれ振り向くと、 ランド「リュマぁ! 俺に春が来たよぉ!」 ランドが泣いて喜んでいた。 リュマ「ランド、マジで落ち着け。 普通の人はどん引きだ。 エルゼさんは天然っぽいからいいけど。」 エルゼ「天然?」 リュマ「気にしたら負けだぜ。 まだ名前を言ってなかったな。 俺の名前はリュマ。 ゴールドドラゴンだ。」 エルゼ「えっと……私はエルゼと申します。 ランドさんと同じスカイドラゴンです! リュマさんはゴールドドラゴンなのにどうして髪が黒いのですか? 鱗の色が髪の色になるはずなのはずですが。」 リュマ「黒に染められた。」 エルゼ「そうなんですか。」 ランド「おおお落ち着け、俺! そ、素数をかぞえるんだ! 1、2、3、5、7、11、13、17………。」
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