六年後…。そして介入。

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何があったかと言うと、(これがまたややこしいので要約して言うが…)黒狼こと山神勇太による、諏訪部追放の原因となった祈願の一族「穂高深祈」殺傷事件(死ぬようなことは無かったが一様)を食い止めるためである。 最初はスムーズに行っていた。 勇太が溺れ、それを深祈が祈願力を使って復活する所までは良かった。まあ深祈は吐血しているが死ぬような人じゃなかったので続行。 (吐血は大変危険な状態です。見かけたら直ぐに救急車を呼んで患者を安静にしてください。) まあここまでは良かった。生き返った勇太が黒狼に変身する前に引っ張たいて起こせば済むことだった。 だが…あろう事か黒狼(勇太)は俺が行く前に速攻で変身して深祈に噛みつき、そのアギトで深祈を喰い殺そうとしたのだ。 俺もそれには肝を冷やし、慌てて紫狼に変身して黒狼にタックル! 凄まじいスピードで岩に激突した黒狼だったが、自慢のタフネスで復活。起き上がり赤い双眼で睨んできたので、仕方がないから紫電で気絶させた。 ここまでは良かった。いや色々ミスたが、バットエンドは回避したし、まあ良かったと思う。 でも、深祈が気絶していなかったのが計算外だった。抵抗らしい事もしてなかったので気絶していると思ったらバッチリ起きてましたよ、この人… 。
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