隠し事はいつかはバレる。

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目ぼけ眼でも、確信めいたものを感じさせる檸檬の瞳を見据えながら。 『ナ、ナンノコトカナ!ボ、ボッ、ボクハシラナイヨ…。』 噛んだ…。噛んでしまった。ぬわ~~ー!何故このタイミングで噛むんだ俺! 穴が有ったら入りたい、いや…、物理的に掘ってやろうか!レルーガンを地面にぶち込めば、穴ぐらい開くだろう。深さ1㎞くらいなのが。 げっ!檸檬の目がまるでアホの子を見る目にーー!み、見るな!そんな目で俺を見ないでくれ~! 「そう言うわざとらしい言い方どうかと思うな。わたしは…。それとも志郎くんは、わたしに平気でウソをつくような人だったのかな~?それなら~今度から志郎くんはお弁当抜きでいいよね~♪」 今度は有無を言わせぬ強い瞳。 …糞!ここで俺の食生活に関わる死活問題を出すとはな。 俺が弁当作れないと知っての狼藉か! 中学校に入ってから作ってくれるように成った弁当は、今日の日のための布石だと言うのか! なんて恐ろしいやつなんだ檸檬は! ↑(単なる偶然です) もはやここまでか…。 ↑(サッサと諦めろ。この会だけでどんだけ話し引き伸ばす気だよ。後が詰まってんだからさっさと進めろ。 【作者より】) む!何やら変なテロップ出たような?まあいいか。
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