《第一章》

4/5
前へ
/15ページ
次へ
「アリスが男を連れ込んでる!?」 あながち間違いではないがどうしてそうなる。 「魔理沙っ!?」 顔を真っ赤にして慌てるアリスをしり目に、魔理沙は俺の手を取って外へと引きずり出す。 「私と弾幕ごっこだぜ!」 強引な少女ですね。 「名前も名乗らずにいきなり弾幕ごっことは。俺は紡宵風。あなたと同じ魔法使いです。」 アリスから彼女は種族は人間、職業魔法使いと聞いているためそう名乗る。 「私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ!」 言うが早いか彼女は星の形をした弾幕を放つ。 「しかたない、適度に頑張りますかね。」 そう言って部屋から希臘と波斯を呼び寄せる。 「アリスと同じ人形使いかよ、面倒な相手だぜ。」 なら先手必勝だぜ!といいつつ彼女はスペルカードを掲げる。 「恋符『マスタースパーク』!」 彼女が手に持つ何かから巨大なレーザーが放たれる。 「しかたありません、形符『防衛の波斯人形』。」 波斯が何体もの分身と共にマスタースパークへと向かい光の盾を展開する。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加