感覚と短文

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「あなたは、何のために生きているの?」 誰を責めるわけでもなく、ただ純粋に生きる意味を考えたころから続く問い。 昔、 ぼくは、 この問いに答えを出せなかった。 その昔より手前、 俺は、 生きるために生きているのだと思った。 その昔より手前、 私は、 「先(未来)のゲームを遊ぶため」と言っていた。 その昔より未来、 私は、 ただそこに在りたいから生きるのだと思うようになった。 大学時代に友と知り合えなければ思う事も無かったかも知れない、「在る」という言葉。 その未来より、少し先、 私は、 思いを紡ぐために生きているのだと思うようになる。 自身で紡いでいく思いは、この身から溢れ出す頃に形になる。ここでこうして書いているように。 これより未来、 私はどう思い生きて行くのか。それが知りたくて、私は生きているのかも知れない。 在るがまま、生きよう。
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