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からだから からだへ ふと伝わる 温もり 君を知る 生温い夜 言葉が邪魔なほど緊密なこの距離感が 僕の唯一安らぐ場所だなんて君は知らない きっと誰一人知らない 言葉では説明できない 君はずっと前から僕のその性格をよく知っている顔をする 嬰児のように僕はおぼつかない言葉をつぶやき 「説明」!を試みる 暗い小部屋 買った時間 君は暗い目でタイマーを止める… まるで僕の呼吸を止めるように
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