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｢危ない...からさ｣
彼は顔を赤くした
｢うん、ありがとう｣
私はまた彼の後ろに
ついていった
日も暮れはじめて
まわりは暗くなった
そのとき
急に広い場所に
でた
｢ほら、上見てみ｣
彼はそう言って
空を見上げた
私も空を見る
そこには大きな
月が見えた
｢満月だ。
でもそのせいで
星が見えない｣
空の真ん中には
大きな月がある
星はほとんど
見えない
｢ここではさ、
こーやんのが
一番なんだよ｣
彼はそういって
地面に寝転んだ
｢草の上に寝るって
超気持ちいいんだぜ｣
そう言われたので
私も寝転んだ
私の真上には
月があった
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