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｢でもどうして？｣
｢ん？内緒｣
貴矢くんはＶサインを
私にした
その笑顔が妙に
愛しかったり…
｢そんなことよりさ、
今日は星あんまり
見えなかったから、
また一緒に行かね？
暇なときでいいからさ…｣
｢そんなの、当たり前じゃん!!
私だって貴矢くんと
一緒に見たい｣
なんか勢いあまって
すごいこと言っちゃった
気がする……
｢ん、俺も｣
ほら、すぐそうやって
優しくする...
キミは優しすぎるよ
私に傘を傾けてくれて
私をなぐさめてくれて
私を元気にさせてくれて
どれかひとつでも
欠けていたら...
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