告白

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「俺、サッカーが嫌いに なるところだった。 あの日香奈美ちゃんに 逢ってなかったら... でもね、香奈美ちゃんの 言葉で思い出したんだ ただがむしゃらに ボール追い掛けて.. ゴール決めたときの感覚。この瞬間があるから 俺はサッカー続けてるんだ 、って思った。 俺、いつか絶対 海外でプレーできるような 選手になる」 彼はこんなにサッカーが 好きなんです 神様がいるなら 彼の夢を叶えて 彼の輝かしい未来を 夢のままで終わらせないで 「私は、ずっと応援してる。」 彼に笑顔を見せた 「ありがとう。 もし俺の夢が叶ったら... 香奈美ちゃんに 一番に伝えたいな」 彼は笑顔だったが 目は真剣だった。 私の顔は、自然と 赤に染まった あなたは未来に夢を見ている その未来に私はいますか? もしできるならば 一番傍で… あなたの傍で… 応援したい。 あなたの未来を 私の未来にしてもいいですか? あなたの夢は 私の夢です。 あなたが笑顔ならば 私は幸せです。 だからあなたの その果てしない夢が 叶うように… あなたと私の未来が どうか重なりますように 私は心のなかで 星に願った
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