何時もの日 異変

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私は電車に乗り通学途中であった。 放送が鳴った。「次は富士、富士です。」 光汰(何時もと同じ...暇だよ) 電車が止まった。 光汰(...?) 荒々しく放送が鳴った。 「上り線で緊急停止スイッチが押されたので安全確認の為、発車までしばらくお待ち下さい。」 光汰(これじゃ遅刻確定かな...) 携帯が鳴った。 標準の音だった為最初は誰のかが分からなかったが自分の携帯が鳴っている事を気づいた。 光汰「もしもし、何よ?」 抄「えぇとね、そっちも電車止まってる?」 光汰「え?一様止まってるけどもそっちも?」(なんで知ってんだ...?) 抄「うん、緊急停止がなんちゃらとか言って止まった」 光汰「遅刻確定だよな・・・」 抄「うん、余裕で確定だ」 光汰「じゃあね、切るよ」 抄「GOOD LUCK」 光汰(あぁ、うるさいなぁ...) それから30分が経過したが一向に出発する気配がしない。 また、電話がかかって来た。 また、誰のかと期待したがやはり私のものだった。 光汰「はい、もしもし」 光汰(無言...?) 私はかかって来た電話番号を見た。 抄からだった。私は反応がないただの屍のようだと言いそうになった。 光汰「おーい、聴こえないぞ もしもしー」 しかし抄からかかって来ていた電話は全く反応が内容まま切れた。
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