何時もの日 狂逃

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冴子さん達は大丈夫なのだろうか。 先程見た<者>が頭から離れない。 だが、何故か全体を思い浮かべることが出来ない。 覚えているのは肉を削がれたオッサンとその肉を削いだ<者>だけだ。 <者>の唯一覚えている印象は皮膚を無理やり剥がされたようなピンクの筋肉が露わになっていた足のようなものだ。 光汰「あれはいったい・・・」 私は柚木駅のホームへ上がった。 イトーヨーカ堂から煙が出ていた。 光汰(人は居るかもしれないけど煙が出ているって事はヤバいんだろうな...行かないにしよう)
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