第一章

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紗「えっ!?……問題?」 先「聞いていなかったのか…夢の話は家に帰って寝て見ろ。」 紗「うっ…」 紗『私、ひとりごと言ってたんだ。恥ずかしい…』 先「さて…今日は校外に出て、好きな風景をスケッチしましょう。」 那「ねぇ、どこで書く?」 紗「私は海を描きたいな。」 那「そっか、じゃあ私もその辺を描こうかな?」 那「この辺にしない?」 紗「いいよ。」 那「それにしてもさ…なんで紗奈は海を描きたいと思ったの?」 紗「うーん…何となくここに来たらいいかなと思っただけだよ。」 那「確かに風が気持ちいいね。」 紗「あれ…?あそこなんか光ってる…」 那「えっ!?どこどこ?」 紗「ほら、あそこだよ。」 那「見えないよ?」 紗『私だけ?見えてるのは…』
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