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2分ほどたっただろうか。
咲希がなにやら笑顔で走ってきた。
「勝は3組だったよ!」
3組かぁ…
一年のころから3組だ…
「ありがとう。
咲希は何組だった?」
「実は!…咲希も同じだよ。」
「まじ?初めてだよね?」
「うん!
よろしくね。」
こいつ…馴れ馴れしい。
まぁ別に苦手ぢゃないし、むしろ人見知りな俺にしたら嬉しい時もある。
「こちらこそよろしく。」
いま考えたら、このころから俺は意識していたのかもしれない。
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